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カテゴリー:HIV/AIDS

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HIV陽性者のためのウェブ調査【結果報告】

2015/06/15(月) / HIV/AIDS

Futures Japanによる「グラフで見る Futures Japan 調査結果」のご案内です。
http://survey.futures-japan.jp/result/booklet1.php

HIV陽性者の自分らしい生き方と暮らしやすい社会の実現をめざすHIV Futures Japanプロジェクト。このプロジェクトが日本で初めて実施したHIV陽性者対象のウェブ調査、それが「HIV陽性者のためのウェブ調査」です。第1回が2013年7月〜2014年2月まで実施され、全国から1000人を越えるHIV陽性の方々が参加し、それぞれの「ホンネや気持ち、実体験」を回答してくれました。

過去で取り上げたニュース記事「HIV陽性者のためのウェブ調査」
http://www.ko-mens.tv/news/search.cgi?equal2=1077

この調査の分析結果をもとに、目で見てわかりやすく、利用しやすいツールとして冊子「グラフで見る Futures Japan 調査結果」を作成し、より多くの方に見ていただくためPDF版もウェブ上で公開しましたので、ダウンロードしてぜひご覧ください。

HIV陽性者の通院や健康状態だけでなく、周囲の人々や社会との関係、セクシュアルヘルス、子どもをもつこと、福祉制度、心の健康など、幅広い内容になっています。ふだん調査・研究にあまり親しみがない方々、特に多くのHIV陽性の皆さんにもこの調査結果を共有していただければと思っています。また、HIV陽性者の現状を、より多くの方々に身近なものとして感じていただき、理解を深めていただければ幸いです。

(HIV Futures Japan プロジェクト 一同より)

HIV感染者・エイズ患者、過去最多

2014/05/26(月) / HIV/AIDS

 厚生労働省のエイズ動向委員会は23日、2013年の新たに報告されたHIV感染者とエイズ患者数が、調査が始まった1984年以降、最も多くなったと発表した。感染者は過去2番目に多い1106人、症状が出て初めてわかった患者は過去最多の484人。

 感染経路は同性間の性的接触が約7割を占めた。年齢別では、HIV感染者は30代が最多、エイズ患者は50代以上が最多。感染者と患者の合計人数は、毎年1500人程度増え続け、今年の調査で累計2万3015人に上った。

【管理室からのコメント】
 HIVに限らず、性感染症の感染を知らずに行為に及んだり、『自分は感染していないから、生でヤッても大丈夫』など根拠の無い自信に囚われ、行為に及んでいるケースも見受けられます。

 性感染症につきましては、個人の危機管理や認識が非常に大切です。一時の快楽で取り返しのつかない事態になることもございますので、正しい知識と認識をお願いいたします。コンドームを使用するなど感染予防を心がけ、性病検査も積極的に行くようにしましょう。

STD研究所(性病についてのお悩み解決サイト)
http://www.std-lab.jp/
HIV検査相談マップ
http://www.hivkensa.com/

【終了】 HIV陽性者のためのウェブ調査

2014/01/20(月) / HIV/AIDS

Futures Japanによる「HIV陽性者のためのウェブ調査」のご案内です。
http://survey.futures-japan.jp

■HIV Futures Japan プロジェクト
Futures Japanは、HIV陽性者の「自分らしくより健康的な生活の実現」と「暮らしやすい社会環境づくり」を目的としたプロジェクトで、多数のHIV陽性者が参加・協力する当事者参加型プロジェクトとして立ち上げられました。2013年3月に「HIV陽性者のための総合情報サイト」を開設し、2013年7月に「HIV陽性者のためのウェブ調査」をスタートしており、現在調査実施中です。

■HIV陽性者のためのウェブ調査
「HIV陽性者のためのウェブ調査」は、HIV Futures Japanプロジェクトにより実施される、日本で初めてのHIV陽性者対象の大規模ウェブ調査です。

数多くのHIV陽性者が企画段階から参加し、HIV陽性者にとってどんな調査が必要なのか、いまは何を明らかにするべきなのか、HIV陽性者が本当に知りたいこと、あるいは知ってほしいことは何か、そんな議論を1年以上かけて行い、質問項目を決め、実施することになりました。

通院や健康状態だけでなく、周囲の人々や社会との関係、セクシュアルヘルス、子どもをもつこと、福祉制度、心の健康など、幅広い内容になっています。

調査結果は、まず当事者であるHIV陽性者にフィードバックされ、日本のHIV陽性者の現状(全体像)を知ることで、自分自身(個)の立ち位置を確認したり、ふりかえったりするきっかけになり、自分らしい生き方を探すうえで役立てることができます。
また、調査結果をもとに、HIV陽性者にとってどのような支援策が必要であるかが明確になり、行政や支援体制、エイズ対策への提言につなげ、暮らしやすい社会づくりをするという次のステップにも進めます。

そのためには、ひとりでも多くのHIV陽性者の調査への参加・回答が必要です。

ご協力いただけるHIV陽性者はこちらまで
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Futures Japan〜HIV陽性者のためのウェブ調査〜
http://survey.futures-japan.jp
調査期間 2014年2月25日まで
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1日1回1錠で済む抗HIV薬が登場

2013/05/30(木) / HIV/AIDS

 2013年5月14日、抗ウイルス化学療法薬のスタリビルド配合錠(一般名:エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシルフマル酸塩)が発売された。本薬は既に3月25日に製造承認を取得し、4月16日に薬価収載されている。適応は「HIV-1感染症」で、用法・用量は「成人に1回1錠を1日1回、食事中または食直後に経口投与」となっている。

 2013年3月までの日本で使用できる抗HIV薬としては、7種類のヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NRTI)、4種類の非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)、8種類のプロテアーゼ阻害薬(PI)、1種類のインテグラーゼ阻害薬(INST)、1種類の侵入阻害薬(CCR5受容体拮抗)の計21種類の薬がある。

 HIV感染症治療では、世界的に抗ウイルス薬を3〜4剤組み合わせて併用する療法(ART療法)が主流となっている。ART療法の進歩により近年、HIV感染者の生命予後は著しく改善されてきたものの、体内からHIVを完全に排除することは事実上不可能であることから、感染者は生涯治療を継続しなければならない。

 本薬により、患者の服薬錠数や服薬回数が減るため、負担の軽減が期待される。今ではアメリカをはじめとする世界5カ国で臨床使用されている。

HIV感染を知りながら100人以上と性的関係を持った男を逮捕

2013/03/14(木) / HIV/AIDS

 台湾メディアの報道によると、男性教師(38歳)が自らのHIV感染を知りながらインターネット上で麻薬を提供すると称して同性愛の乱交パーティを開き、100人以上の男性と性的関係を持っていたことが分かった。

 検査の結果、このうち50人がHIVに感染していることが判明。男はすでに逮捕されており、最高で12年の懲役刑となる可能性がある。

 報道によると、男は昨年8月から有名校に転勤。新学期に入って3日目に「薬物を持っており、HIV感染者だ」と告発されたことで休暇に入ったが、今回の逮捕により停職処分となった。

【管理室からのコメント】
 国内でこういった事例は公になることは殆どありませんが、国内感染者数は増え続けており、いずれ国内でもこういった形で報道される日が来るかもしれません。

 最近ではHIV感染を知らずに他人に感染させてしまう方も多くおられます。また一部の方には、自らの感染を知りながら他人に感染させる方がおられます。コンドーム使用などセーファーセックスを心がけ、HIV検査も積極的に行くようにしましょう。

STD研究所(性病についてのお悩み解決サイト)
http://www.std-lab.jp/
HIV検査相談マップ
http://www.hivkensa.com/

アメリカ、13〜24歳 HIV感染者の6割以上が感染の自覚なし

2012/11/30(金) / HIV/AIDS

 アメリカで新たにHIVに感染した人の25%以上が13〜24歳の若者で、そのうち6割以上は自らの感染に気付いていないことが、疾病対策センターが発表した調査結果で明らかになった。

 アメリカでは定期的な検査が推奨されているにもかかわらず、実際にHIV検査を受けたことがあるのは高校生のわずか13%、18〜24歳の35%にとどまっていた。

 疾病対策センターは、治療プログラムを受ければウイルスを抑制して健康を維持でき、感染拡大の危険を減らせるが、治療プログラムを受ける若者が非常に少なくなっていると指摘。毎年約5万人が新たにHIVに感染し、米国のHIV感染者110万人のうち7%程度(約8万人)が若者だと述べている。

12月1日は「世界エイズデー」

2012/11/29(木) / HIV/AIDS

 毎年12月1日は「世界エイズデー」という記念日です。世界規模でのエイズの蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別、偏見の解消を目的として定められた記念日です。

 1988年にWHO(世界保健機関)が12月1日を「World AIDS Day(世界エイズデー)」と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。その後1996年からUNAIDS(国連合同エイズ計画)もこの活動を継承しています。日本でもその趣旨に賛同し、エイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進し、エイズまん延防止及び患者・感染者に対する差別・偏見の解消等を図ることを目的として、12月1日を中心に「世界エイズデー」を実施しています。

 今年のテーマは、『“AIDS” GOES ON... 〜 エイズは続いている 〜』です。 「“AIDS” GOES ON ...」はまさしくその「続いている」という事実に気づいてもらえるよう、直截に示したメッセージです。日本語でも「エイズは続いている」という極力シンプルなメッセージを加えました。社会的関心は低下している、しかしエイズの問題は解決されたわけではなく、現在も大きな課題を抱えています。一方、地道にHIV陽性者を支え続けている人、エイズ対策に取り組み続けている人がいます。この「続いている」というメッセージが多くの人にとっての考える契機となり、エイズに関する正しい知識やHIV陽性者への理解が社会全体に広がることによって、予防意識の向上や差別・偏見の解消につながるようにテーマを策定しました。(API-Net 平成24年度「世界エイズデー」特設ページより引用)

 また、各地で様々なイベントが開催されます。「世界エイズデー」前後にかけて、全国各地では様々な特設検査やイベントが企画されています。あなたのお住まいの近くで開催される検査・イベントの情報は下記URLからご確認下さい。

API-Net 平成24年度「世界エイズデー」特設ページ
http://api-net.jfap.or.jp/event/HivInsWeek/special2012/WorldAidsDay2012.html

Community Action on AIDS 2012
http://www.ca-aids.jp/

World AIDS Day - Official Website(英語)
http://www.worldaidsday.org/

HIV陽性者の視点を基に開設されたウェブサイト

2012/05/22(火) / HIV/AIDS

 NPO法人「日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス」と支援組織の「ぷれいす東京」が、HIV陽性者の視点から見た様子などが掲載されているサイト「HIV陽性者の視点で読み解く長期療養時代」を開設した。ウェブサイト内には当事者であるHIV陽性者や、その周囲の人たち、HIVに携わる医療従事者や支援者、あまりHIV経験のない医療従事者や保健福祉などの専門職の方などにもサイトを見てもらいたいと書かれている。

 ウェブサイトを取り上げたニュースサイト47NEWSでは下記のように書かれている。

 かつてエイズウイルス(HIV)への感染は死を覚悟させた。しかし今では薬の進歩でウイルスを抑えながら長期間、普通に生活することが可能になった。HIV陽性者は長期療養時代をどのように生き、そこにはどんな課題があるのか。
 当事者組織のNPO法人「日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス 」と支援組織の同「ぷれいす東京 」が、現状を広く知ってもらうためウェブサイトを開設した。
 昨年までに発行済みの冊子に掲載した調査結果やインタビューなどを基に構成。当事者や周辺の人たちだけでなく、さまざまな立場の人に理解を深めてほしいという。

[ウェブサイト]
HIV陽性者の視点で読み解く長期療養時代
http://chokiryoyo.ptokyo.com
47NEWS
http://www.47news.jp/

ジョンソン&ジョンソングループ、抗HIV薬を日本に承認申請

2012/02/09(木) / HIV/AIDS

 ジョンソン・エンド・ジョンソングループのヤンセンファーマ株式会社は、2月3日に抗HIV薬エジュラント錠25mg(一般名・リルピビリン)を日本で製造販売承認申請したと発表した。エジュラント錠はHIVウイルスが複製に利用する主な酵素を遮断する薬剤で、1日1回投与タイプ。承認されれば、未治療のHIV感染成人患者に対して他の抗ウイルス薬との併用で使用でき、HIV感染者の治療の選択肢が広がることになる。

 厚生労働省は抗HIV薬を迅速審査の対象にしており、承認申請から承認まで4か月で処理する方針を示している。順調に審査が進めば今夏までには承認となるだろう。

ヤンセンファーマ株式会社
http://www.janssen.co.jp/

12月1日は「世界エイズデー」

2011/12/01(木) / HIV/AIDS

 毎年12月1日は「世界エイズデー」という記念日です。世界規模でのエイズの蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別、偏見の解消を目的として定められた記念日です。

 1988年にWHO(世界保健機関)が12月1日を「World AIDS Day(世界エイズデー)」と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。その後1996年からUNAIDS(国連合同エイズ計画)もこの活動を継承しています。日本でもその趣旨に賛同し、エイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進し、エイズまん延防止及び患者・感染者に対する差別・偏見の解消等を図ることを目的として、12月1日を中心に「世界エイズデー」を実施しています。

 今年のテーマは、『エイズとわたし 〜 支えることと 防ぐこと 〜』で、キーメッセージは、『どこかでエイズの流行と触れ合っている「わたし」 すれ違ったかもしれない「わたし」 だれが何を支え、何を防ごうとしているのか いろいろな人たちの「エイズとわたし」を聴いてみたい そして、語りたい』となっています。



 エイズ対策の両輪は予防と支援だとよく言われます。この30年のHIV/エイズとの闘いを振り返れば、対策の最大の推進役は、HIVというウイルスに感染した人たち、エイズの流行に影響を受けている人たちでした。「影響を受けている人たち」とは多くの場合、HIV陽性者の家族、恋人、友人、知人、そして HIV感染の高いリスクにさらされやすく、そのために社会的な差別や偏見を受ける恐れのある人たちを想定して使われています。その人たちの闘う力を支えることで、予防のメッセージもまた、社会に広く伝えていくことが可能になります。
 一方、日本国内でHIVに感染している人はエイズ動向委員会の報告ベースでも年間1500人前後に達しています。累積報告数から考えると、少なくとも2万人を超えるHIV陽性者が、会社などで働き、学校で勉強し、映画を見に行ったり、バーで一杯やって帰ったり、テレビでなでしこジャパンを応援したりしている現実がすでにあります。そのリアリティ(現実)を受け止める想像力さえあれば、「影響を受けている人たち」にはもっと大きな広がりが出てくるはずです。支える力は影響を受けているからこそ生まれてくるといった事情もあります。
 そうした広がりの中でもう一度、「エイズとわたし」の関係を考えてみたい。だれが何を支え、何を防ごうとしているのか。そして、どのような影響を受けてきたのか。どこかでエイズの流行と触れあっている「わたし」。すれ違ったかもしれない「わたし」。いろいろな人たちの「エイズとわたし」を聞いてみたい。紹介できる機会を作りたい。そんな思いが「エイズとわたし 支えることと 防ぐこと」には込められています。

 (API-Net 平成23年度「世界エイズデー」特設ページより引用)



 また、各地で様々なイベントが開催されます。「世界エイズデー」前後にかけて、全国各地では様々な特設検査やイベントが企画されています。あなたのお住まいの近くで開催される検査・イベントの情報は、下記URLからご確認下さい。

API-Net 平成23年度「世界エイズデー」特設ページ
http://api-net.jfap.or.jp/event/HivInsWeek/special2011/WorldAidsDay2011.html

World AIDS Day 2011 - Official Website(英語)
http://www.worldaidsday.org/

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