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カテゴリー:HIV/AIDS

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オバマ大統領、夫婦でHIV検査

2009/06/30(火) / HIV/AIDS

 FNNによると、アメリカ合衆国のオバマ大統領は、HIV検査促進デーの28日に自らがHIV検査を受けた際の映像を公表した。オバマ大統領は、「(HIV)検査を受けて、結果がわかることで、自分だけでなく、周りの人の健康も管理できる」との国民向けのメッセージを発表し、国民にも検査を受けるよう訴えた。オバマ大統領は2006年にケニアを訪れた際にも、夫婦そろってHIV検査を受けている様子の映像を公開した。

FNN 動画掲載記事(PC閲覧用)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00158084.html

2008年度、HIV感染者・エイズ患者数が確定

2009/06/18(木) / HIV/AIDS

 17日に2008年に新たに報告されたHIV感染者・エイズ患者動向の検査実績のまとめが確定したと発表された。エイズ予防の一層の支援を図ることを目的とする厚生省のエイズ動向委員会によると、2008年に新たに報告されたHIV感染者は1126人、エイズ患者は431人と発表した。新規発生件数は1557件で、前年より57件の増加となった。調べによると、6年連続で感染者が増加し、過去最多を更新した。

 感染経路は、異性間の性的接触が220件(19.5%)、同性間の性的接触が779件(69.2%)で、性的接触によるものがあわせて999件(88.7%)を占めた。男性同性間の性的接触は743件で、前年(690件)に比べて53件の増加であった。

 男性同性間の性的接触による感染の年齢層は、15〜24歳では81.9%、25〜34歳では78.0%、35〜49歳では70.8%、50歳以上でも48.2%となった。このように男性同性間の性的接触による感染例の増加が著しく、特に15歳〜49歳までのHIV感染者では同性間性的接触による感染例が70%を超える割合で増加が続いている。

【2008年、HIV感染者自治体(上位10位)】
 報告数
  1. 東京都   447
  2. 大阪府   187
  3. 神奈川県  66
  4. 愛知県   62
  5. 福岡県   29
  6. 兵庫県   28
  7. 埼玉県   27
  8. 千葉県   25
  9. 静岡県   24
  10.京都府   19

 人口比率 10万対*
  1. 東京都   3.50
  2. 大阪府   2.12
  3. 沖縄県   1.17
  4. 愛知県   0.84
  5. 神奈川県  0.74
  6. 京都府   0.72
  7. 岡山県   0.72
  8. 香川県   0.70
  9. 石川県   0.68
  10.滋賀県   0.64

【2008年、AIDS患者自治体(上位10位)】
 報告数   
  1. 東京都   96
  2. 大阪府   51
  3. 愛知県   47
  4. 千葉県   31
  5. 神奈川県  26
  6. 埼玉県   14
  7. 兵庫県   13
  8. 北海道   12
  9. 福岡県   12
  10.栃木県   10

 人口比率 10万対*
  1. 東京都   0.75
  2. 愛知県   0.64
  3. 大阪府   0.58
  4. 沖縄県   0.51
  5. 千葉県   0.51
  6. 栃木県   0.50
  7. 香川県   0.40
  8. 長野県   0.37
  9. 岡山県   0.36
  10.石川県   0.34

エイズ動向委員会報告
http://api-net.jfap.or.jp/mhw/survey/mhw_survey.htm
エイズ予防情報ネット
http://api-net.jfap.or.jp/

中国、エイズに類似した新しい伝染病

2009/06/10(水) / HIV/AIDS

 アメリカ合衆国ニューヨークの中国語専門のテレビ局のNTDTVによると、中国本土で新しい伝染病が広域に及び蔓延していると発表した。症状はエイズと類似しているが、唾液や汗などで感染が広がるという。尚、エイズは唾液や汗などでは簡単には感染しない。

 この伝染病はエイズのように免疫細胞を破壊するので「Fear of AIDS」、エイズの恐怖病と呼ばれている。免疫細胞を破壊された一部の患者の細胞数値は、最も低い量で200まで下がっている。

 中国の保健省はこの病気の存在を認めておらず、そのためにいかなる調査も行われていない。調査が行われないため、感染している人々の正確な数はわかっておらず、死者もでているという。

NTDTVホームページ(英文)
http://english.ntdtv.com/

H&Mとセレブリティ、エイズ予防のコラボTシャツ発表

2009/05/21(木) / HIV/AIDS

 総合ポータルサイトのexciteによると、スウェーデン発のファッションハウス「H&M(エイチ・アンド・エム)」がセレブリティとコラボレートし、『Fashion Against AIDS(ファッション・アゲンスト・エイズ)』コレクションを発表した。ケイティ・ペリー、ディータ・ヴォン・ティース、ファレル・ウィリアムス率いるN.E.R.D、オノ・ヨーコらが参加し、原宿店にて5月28日に発売する。

 『Fashion Against AIDS』とは、ファッションや音楽など各界を代表するセレブリティがエイズとの闘いを支援し、この病気に対する若者の意識を向上させるため、H&Mとチャリティー団体Designers Against AIDS(DAA)が協力し発足したプロジェクトで、今年で2回目を迎える。原宿店では、彼らがデザインを手がけた100%オーガニックコットンを使用したTシャツやTシャツドレス、タンクトップ、 ボディースーツなどのアイテムが発売予定。売上総額の25%が複数の若者向けHIV・エイズ予防プロジェクトに寄付される。

 5月27日には、H&M原宿店にて、完全招待制イベント「FASHION AGAINST AIDS WITH KATY PERRY」も行われる。

Designers Against AIDS(英文)
http://www.designersagainstaids.com/

東京のHIV感染者・エイズ患者数、過去最多

2009/03/24(火) / HIV/AIDS

 23日に東京都ホームページで、2008年に新たに報告されたHIV感染者・エイズ患者動向の検査実績がまとまったと発表した。

 東京都のHIV感染者は447件、エイズ患者は98件。前年と比べ、HIV感染者は24件増加、AIDS患者は6件増加した。HIV感染者及びエイズ患者報告数、検査件数はいずれも前年を更新した。全国の報告数の3分の1強が東京都に集中。全国で比べるとHIV感染者の比率が高いことがわかった。

 感染経路・年齢別等の動向は、同性間性的接触による感染が東京都412件、全国964件と増加している。異性間性的接触による感染は、10年前からあまり変化がなく東京都83件、全国365件となっている。また、30代のHIV感染者、エイズ患者報告数が今回の報告のおよそ4割を占めた。

 陽性件数は、東京都南新宿検査・相談室の検査では減少しているが、都内保健所では増加しており、今後の動向に注意する必要があるだろう。

東京都公式ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/

ローマ法王「コンドームでエイズ解消せず」発言

2009/03/23(月) / HIV/AIDS

 アフリカ訪問中のローマ法王ベネディクト16世が、エイズについて「コンドーム配布はエイズ対策の解決策ではない」と発言し、国際社会から批判を浴びている。

 17日にローマ法王はエイズについて、「資金のみで克服することはできない悲劇。コンドームの配布によって克服することもできないし、むしろ問題を悪化させる」と述べ、解決策は「宗教的、人間的な目覚め」、そして「苦んでいる者への友情」にあると語った。コンドームを使用して性行為を行うより、禁欲することがエイズを解消するとうたっている。

 世界保健機関(WHO)は「公衆衛生を後退させる」「コンドームが性交渉を広げるという証拠はない」と反発。フランスのクシュネル外相も「寛容からかけ離れた発言だ」と批判した。医療問題の改善を提言する団体MOCPATの広報担当者のアラン・フォーグ氏は81歳の法王は現代世界からかい離していると指摘した。フォーグ氏は「法王は本当に21世紀に生きているのだろうか」と疑問を呈し、「100人のうち99人のカトリック教徒はコンドームを使用している。『肉体は弱し』ということを知るべきだ」と語った。

 一方、バチカンのフェデリコ・ロンバルディ広報局長は「ベネディクト16世は『教育と責任という部分を強調された』と述べた」と法王発言を擁護した。

 バチカンの代表としての「コンドームでエイズは解決できない」発言は今後も批判を生んでいくだろう。

世界の格付けランキング、日本は25位。

2009/03/09(月) / HIV/AIDS

 3月4日に政治家や企業経営者、知識人、ジャーナリストらが参加する国際非営利財団「世界経済フォーラム」は、世界133カ国・地域の観光競争力を格付けした2009年版の報告書を発表した。

 日本は前年度は23位で、今年は25位と順位を下げる結果となった。日本への評価項目で世界1位を獲得したのは”衛生面”、”飲料水の品質”、”病床数”、”平均寿命”、そして”HIV感染率”の5つで健康や衛生面での評価が高かった。しかし、世界133カ国もの国がある中で”HIV感染率”が世界1位は衝撃的である。健康であり、衛生面も清潔だが、HIVは広まっているというような状況だといえる。世界各国に比較され、改めて日本のHIVに対する意識の甘さがうかがえる。

世界経済フォーラム(英文)
http://www.weforum.org/en/index.htm

2008年新規のHIV感染者エイズ患者、共に過去最多

2009/02/20(金) / HIV/AIDS

 厚生労働省のエイズ動向委員会は2月18日に委員長コメントにより、2008年の新規HIV感染者およびエイズ患者は過去最多となったことを発表した。

 2008年の新規HIV感染者は1.113件、新規エイズ患者は432件で、どちらも過去最多である。合計1.545件になり、1日あたり約4.2人が感染及び発症していることがわかった。

 新規HIV感染者の感染経路については、同性間性的接触が772件(約69%)でこちらも最多である。異性間性的接触は219件(約20%)だった。年齢別では20代30代が多いが、40代以上も2007年よりは増加している。

 保健所等におけるHIV抗体検査の件数は177.156件で、こちらも過去最多。HIVやエイズに対して、意識する人が増えてきているせいか、2007年よりも約23.000件も増加した。

 今後、HIV感染者の感染拡大を抑制するためにも、HIVやエイズに対する意識とセーフセックスを心がける必要があるだろう。

タイでHIV患者は約120万人

2009/01/19(月) / HIV/AIDS

 タイの保健省によると、1984年1月から2008年9月の間にHIV感染者になったタイ人は約120万人と発表された。エイズ患者は33万7989人、その内エイズによる死者は9万2111人であり、エイズ患者の3分の2は男性と発表した。

 公務員のエイズ患者は約3%の1万278人で、男性が9043人、女性が1235人。公務員のエイズによる死者は2448人である。男性は性交を通してエイズに感染した人が約90%。年齢別では30歳から44歳が公務員全体の約64%を占めている。

 保健省はHIV感染者およびエイズ患者を減らすために、2000万のコンドームを配布すると発表した。

ファイザー株式会社、抗HIV薬の製造販売承認を取得

2008/12/26(金) / HIV/AIDS

 12月25日、ファイザー株式会社は、HIV細胞内への侵入を阻害する経口投与可能な日本初の抗ウィルス科学医療法剤「シーエルセントリ(R)錠150 mg」(一般名:マラビロク)の製造販売承認を取得した。

 シーエルセントリは、CCR5阻害剤という新しい経口抗HIV薬で、「CCR5指向性HIV-1」という特定タイプのHIV患者の免疫細胞へ侵入するのを阻害し、患者さんの免疫機能を保護する働きがある。今までの経口抗HIV薬は、HIV細胞内での増殖を抑制することにより効果を発揮するのに対し、シーエルセントリはHIVの細胞内への侵入を阻害するため、従来の薬が効かないタイプのHIV感染者にも効果が期待できる。

 シーエルセントリは米国ファイザー社により開発され、2008年11月には米国、欧州各国をはじめとする49ヵ国で承認されている。

 ファイザー株式会社は、今回のシーエルセントリ承認が日本のHIV感染症治療における選択肢の幅を広げクオリティ・オブ・ライフ向上に貢献できるものと期待している。

 ファイザー株式会社のHP
 http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

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