カテゴリー:HIV/AIDS
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HIV/エイズに感染しても恋人には話し合わない人が多数
2008/12/04(木) / HIV/AIDS
クリニカル・トライアルが運営する「生活向上WEB」では12月1日の世界エイズデーを迎えるにあたり、11月21日〜25日にかけて18歳以上の男女2361人に対し、アンケート調査を行った。『HIV/エイズに関する正しい知識があると思う』では、YESという回答が42%。半数以上の人がエイズに関する正しい知識がないが、約8割以上の人が日本の感染者が増加傾向にあることを知っていた。
『今までにHIV/エイズ検査を受けた事がありますか?』では、1度も受けた事がないという回答が79%の約8割。約8割の回答者の内、「自分はHIVに感染していないと思っているから」と答えたのが59%の約6割。
『もしも自分がHIV感染している事がわかったら、誰に伝えますか?』では、恋人という回答が21%。次の質問の『恋人やパートナーと、HIVに関して話し合うことはありますか?』では、考えたことがないという回答が78%の約8割。
結果的にもし自分がHIVやエイズに感染したとしても恋人やパートナーには話し合わないという人が多いと判断できる。このアンケートにより、日本のHIV/エイズに関する意識の低さが明らかになった。
生活向上WEB
http://www.seikatsu-kojo.jp/
HIV感染者は20代30代で全体の約6割
2008/12/04(木) / HIV/AIDS
神奈川県臨床衛星検査技師会は12月1日の世界エイズデーを迎えるにあたり、関東5県の男女520名を対象にインターネットによる「HIVに関する意識調査」を実施、調査結果を発表した。調べでは、HIV検査を受けたことがある人が全体の23.3%であることが分かった。年代別に分けると、20代で11.9%、30代で29.4%、40代で23.4%となった。厚生労働省の調査によると、感染者は20代〜30代が全体の約6割を占めており、1985年の統計データ開始以降の累計感染者・患者数は2008年9月末に1万5000人を突破している。
20代のHIV感染者は全体の約30%を占めている中、技師会は「20代のHIVに対する危機意識の低さが浮き彫りになった」と発表している。
HIVやエイズは予防できる病気なので、まずはHIV検査を受けることから始めよう。
HIV検査・相談マップホームページ
http://www.hivkensa.com/index.html
12月1日は「世界エイズデー」
2008/12/01(月) / HIV/AIDS
1988年から毎年12月1日は「世界エイズデー」という記念日です。世界規模でのエイズの蔓延の防止、エイズ患者やHIV感染者に対する差別、偏見の解消を目的として定められた記念日です。シンボルであるレッドリボンは患者・感染者への連帯を表しています。レッドリボンは元々、欧州に古くから伝承される風習のひとつで、病気や事故で人生を全うできなかった人々への追悼の気持ちを表すものでした。
レッドリボンがエイズのために使われ始めたのは、アメリカ合衆国でエイズが社会問題となってきた80年代の終わり頃でした。エイズに倒れて死んでいくニューヨーク在住の演劇・音楽のアーティストたちが急増。そうした仲間たちに対する追悼の思いとエイズに苦しむ人々への理解と支援の意思を示すためにレッドリボンをシンボルにした運動が始まりました。この運動は、その考えに共感した人々によって国境を越えた世界的な運動として発展し、UNエイズ(国連合同エイズ計画)のシンボルマークにも採用されています。
レッドリボンは「あなたがエイズに関して偏見を持っていない、エイズとともに生きる人々を差別しない」というメッセージです。このレッドリボンの意味を知り、 レッドリボンを身につけることによって、エイズをみんなで考えましょう。
エイズは予防できる病気です。
「世界エイズデー」紹介ページ
http://www.ko-company.com/aidsday/
7月から9月の間で過去最多の294人がHIV感染
2008/11/20(木) / HIV/AIDS
今月19日、日本国内のHIV感染者とエイズ患者が1985年から集計を始めて、累計が1万5000人を超えたと厚生労働省エイズ動向委員会は発表した。これまで四半期の感染者数は、昨年10月から12月の277人が最多だったのに対し、今年の7月から3カ月間で新たに報告された感染者は過去最多の294人で、累計は1万247人になった。新たにエイズと判明した患者も四半期ベースで119人と、過去2番目の多さ。感染者と患者の合計は1万5037人に達した。
今回の294人のうち282人(96%)が男性で、そのうち211人(72%)が同性間の性的接触で感染した。
委員長の岩本愛吉東京大医科学研究所教授は
「男性の同性間での感染が右肩上がりに増えている。これが増えると、いずれ一般にも感染が広がる恐れがあり、日本全体にとって重大な問題だ」と訴えている。
年齢別では30代が116人(39%)で、20代が83人(28%)、40代が57人(19%)と続く。一方、新たにエイズと判明した患者119人では、50歳以上が42人(35%)で最も多かったようだ。
HIV検査の件数が増えていることも、新たに感染者が見つかる一因だという。新たな感染者を増やさないためにも、改めて自分のSEXを見つめなおすのはいかがだろうか?
HIV検査・相談
http://www.hivkensa.com/
同性愛間HIV感染の報告を追加−エイズ会議(東京都)
2008/10/31(金) / HIV/AIDS
東京都のエイズ専門家会議が10月30日に会合を行い、前回の中間報告(案)に大幅な修正を加えた。主な修正点は、現在の医療水準では完治しない点、薬の治療中断による薬剤耐性ウイルスの出現、陽性者らの高齢化などの実態が新たに盛り込まれ、また東京都では同性間性的接触による感染が非常に多い点を強調するため、過去10年間の同性間性的接触による感染データとして全国4924件のうち東京都で2295件と46.6%を占めているなどのデータも加えた。
HIV感染男性に火をつけた女性殺人未遂罪に問われる。
2008/10/30(木) / HIV/AIDS
バーレーンの裁判所で、殺人未遂罪に問われた事件の公判が開かれた。HIVに感染していることを隠し、女性(39)にSEXを行った男性(31)が火を付けられ重傷を負ったという事件。被害者の男性は重度の火傷を負い、今もひどい後遺症が出ている。
二人ともバーレーン人に雇われたフィリピン人で、被害者の男性が寝ている間に灯油を掛け火を付けた、被害者の男性が悲鳴をあげ、それに気が付いた雇い主が通報し病院に搬送された。
この事件で女性は、殺人未遂罪に問われている。
女性はHIVに感染していることを知らされた後にも、男性からSEXの強要を求められ。
拒否をしたところ雇い主へ関係をばらすと脅されたために犯行を計画した。
新型抗HIV薬の臨床試験、結果はより効果的
2008/10/28(火) / HIV/AIDS
米医薬品大手メルクの研究チームは26日、新型抗エイズウイルス薬アイセントレスの臨床試験の結果を発表した。アイセントレスはHIVの複製をコントロールする酵素を基にしたインテグラーゼ阻害剤と呼ばれる新型の抗HIV薬である。
今回、米食品医薬品局(FDA)に承認申請するための最終の臨床試験の結果は、アイセントレスは被験者の86%において、HIVの量を検出不可能な水準まで減少させた。メルクが以前に開発した抗HIV薬エファビレンツでは82%だった。
また、エファビレンツによる副作用は被験者の77%だったのに対し、アイセントレスでは44%と大幅に少なかった。
「エイズによる死者は2012年をピークに減少」WHO発表
2008/10/28(火) / HIV/AIDS
世界保健機関(WHO)は27日、HIV/AIDSによる死者数が今後5年で過去最高となるとの見通しを出した。一方で以前に発表した予想死者数については下方修正を行いました。WHOのコリン・マザーズ氏は「(HIV/AIDSによる)死者は今後数年間増加するが、2030年までには現在の水準より減少するだろう」と述べた。
最新の予測では、08年の死者数は220万人、ピークの12年には240万人、30年には120万人に減少する。
死者数の下方修正については、前年に国連(UN)が発表したエイズ患者数の推定が激減したことから、WHOは死者数予測を見直したとしている。
昨年の年間HIV感染・エイズ患者数過去最高の1500人
2008/05/21(水) / HIV/AIDS
昨年に国内で新たに判明したHIV感染者、エイズ患者が過去最多の計1500人になったことが20日、厚生労働省のエイズ動向委員会のまとめで分かりました。年間のHIV感染・エイズ患者数が1000人を超えるのは4年連続。動向委は「感染者は東京を中心とする関東に加え、関西や東海などの大都市での増加傾向が見られた。地域の実情に応じた対策が望まれる」としている。
まとめによると、新規HIV感染者は、前年比130人増の1082人、新規エイズ患者数は、同12人増の418人だった。
感染者を年齢別でみると、20〜30代の増加が目立ち、40代も増加した。感染者の約95%が男性だった。感染経路で最も多かったのは、同性間の性的接触が729人。異性間の性的接触が221人で続いた。
献血者10万人当たりのHIV陽性者数も2.065人で過去最高を記録。「関西の大都市で陽性者率が高かった」(動向委)という。
タイ、10代若者のHIV新規感染が増加
2008/03/21(金) / HIV/AIDS
現在タイでは毎日40人以上の人が新たにHIVに感染しているとの調査結果が、タイ国家エイズ委員会から発表された。調査結果の内訳によると、新規感染者は15歳〜19歳の若者が最多であった。
理由としては、性的に奔放で不特定の性交相手がいることや、エイズが売春婦や同性愛者、麻薬中毒者がかかる特殊な伝染病であるという社会的な無知により、特に異性愛者や非麻薬中毒者の中ではコンドームを使用しない者が多いこと、さらに、経済を支えるために、観光と売春が一体化している(貧困・麻薬・売春の三位一体の構造)が挙げられる。
現在、タイのコンドーム使用率は、学生が13%、社会人が9%と著しく低い水準でり、過去のコンドーム使用キャンペーンで実績のあるミーチャイ委員長は「コンドーム使用奨励など新たな啓蒙活動が急務」と訴えている。