Googleが同性愛者の給与を上げる

2010/07/05(月) / ＴＶ

　アメリカ合衆国のソフトウェア会社が運営するGoogle は同棲パートナー向け医療保険を受けている同性愛者の給与を上げ、婚姻カップルとの税金差を埋める方針を発表した。

　対象とされるのは、同棲パートナー向け医療保険を受けている同性愛者の従業員。アメリカの雇用主が提供する同棲パートナー向け医療保険は、パートナーが扶養で無い場合に課税対象となる。つまり婚姻関係にない同棲パートナーのいる従業員は、婚姻関係にある従業員よりも平均1069ドル税金を多く納めているということになっている。そのため、Googleは同性カップルの伴侶や家族が婚姻カップルと同等の金銭的負担で医療保険に入れるよう、この金額差を給与で埋める形にした。結婚することができる異性カップルの場合は、この方針は適用されないという。