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カテゴリー:一般

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脱法ドラッグ「RUSH」輸入元を告発へ

2006/01/11(水) / 一般

若者の間で乱用が問題となっている脱法ドラッグ「RUSH(ラッシュ)」を、東京都新宿区内の化粧品輸入販売会社が米国から大量に輸入していたことが、厚生労働省の調べで分かり、同省は、この会社を薬事法違反(無承認無許可医薬品の販売など)の疑いで警察当局に刑事告発することを決めた。

脱法ドラッグで同省が刑事告発するのは初めて。RUSHは、吸引すると死亡する危険もあるとされ、警戒を強めていた同省は、米政府との連携で、輸入元まで初めて突き止めた。同省は、この会社が人体に使用されると知りながら輸入したと断定、薬事法の適用が可能と判断した。

RUSHは、亜硝酸エステル類を含む揮発性の液体。吸引すると多幸感が高まるが、血管拡張の作用によるもののため、血圧が急低下し、死に至る危険もあるとされ、米国内では製造販売が禁止されている。同省は国内での被害例を把握していない。

同社が昨年9月、横浜港から輸入しようとして税関に差し止められた積み荷からは、1万4000本が見つかった。

国内では現在、100種類ほどの脱法ドラッグの流通が確認されており、若者を中心に乱用が深刻化している。厚労省は、防臭剤、芳香剤名目などでの輸入・販売でも業者を摘発できるよう、近く薬事法を改正する方針だ。

「黒ひゲイ危機一発」、同性愛団体が発売中止求める

2005/12/22(木) / 一般

玩具「黒ひげ危機一発ゲーム」のキャラクターに、レイザーラモンHGさんを採用した「爆笑問題のバク天!黒ひゲイ危機一発」の発売を中止するよう、同性愛や性同一性障害の教職員たちがつくる団体が求めている。

「セクシュアルマイノリティ教職員ネットワーク」(事務局・京都府宇治市)は17日、発売元に「同性愛者やそれを連想させる人物を樽に入れ、剣で突き刺して『楽しむ』玩具の発売は同性愛者に対する差別で、子どもに偏見を植え込む恐れがある」とする文書を郵送した。

これに対して、トミーは「剣で縄を切って、樽の中のキャラクターを救出するというのが当初からの商品のコンセプトですが、ご意見はしっかり受け止めて、私どもの見解をお伝えしていく方向です」といっている。

薬効かないエイズウイルス新規感染者の5%

2005/12/10(土) / 一般

薬が効かない薬剤耐性のエイズウイルス(HIV)が国内でも広がっていることが、厚生労働省研究班による全国的な調査で明らかになった。新たな感染者の約5%で、耐性ウイルスが見つかった。欧米の10〜20%よりは低率だが、本格的な感染拡大が心配される。1日、熊本市で開催中の日本エイズ学会で発表された。

研究班は、HIV感染者の治療にあたる全国約30の医療機関で、03〜04年に新たに感染が判明した575人(国内新規感染判明者の約3割)を対象に調べた。その結果、31人(5.4%)でウイルスの遺伝子配列が薬剤耐性に変異していた。

国内では約20種の抗HIV薬が使われており、通常このうち3種を組み合わせてウイルスの増殖を抑える。耐性ウイルスは突然変異で生じ、薬の飲み忘れや治療の中断などで増えると考えられている。早ければ、治療開始から数週間で薬が効かないウイルスが出現することもある。別の人がこの耐性ウイルスに感染すると、使える薬の選択肢が狭まり、治療が非常に難しくなる。

研究班長の杉浦亙・国立感染症研究所エイズ研究センター第2研究グループ長は「欧米諸国よりは低かったが、早急に耐性ウイルスの検査態勢をより充実し、感染の広がりを注意深く監視していく必要がある」といっている。

同性愛擁護の企業をボイコット〜キリスト教保守派

2005/12/07(水) / 一般

キリスト教保守派団体が同性愛者の権利を擁護する企業に圧力をかけている。
APによると、キリスト教団体アメリカン・ファミリー・アソシエーションは、同性愛者の社員を雇用し、同性カップルに福利厚生を提供しているとして、2005年5月から今月まで大手自動車フォード・モーターに対するボイコット運動を展開していた。また、保守系キリスト教団体フォーカス・オン・ザ・ファミリーも、同性愛者擁護団体を支持したとして、米銀行5位ウェルス・ファーゴとの取引を止め預金を引き出している。同銀行は関連団体に5万ドルの支援金を提供している。
アメリカン・ファミリー・アソシエーションは、フォードのボイコットを始める前の9年間、同性カップルに福利厚生を提供しテーマパーク内で同性愛者関連イベントをプロモートしているとして、娯楽大手ウォルト・ディズニーをボイコットしていた。
ディズニーではこの間も来園者数や企業利益は増加を続け、ボイコットによる大きな影響は見られなかったが、同性愛者擁護団体はフォードへの影響を懸念している。フォードは「ボイコットとは関係のない企業決定」と説明しつつ、同性愛者関連の出版物に対する「ジャガー」や「ランドローバー」ブランドの広告掲示を取りやめている。ただし、「ボルボ」の広告は今後も続ける。
その後アメリカン・ファミリーは「まだ多少の食い違いはあるが、我々の懸念は良心的に対応され、今後もそうされ続けると思う」として同社に対するボイコットの中止を発表した。同性愛支援団体からは、両者の間で何らかの極秘合意が成立したのではないかと疑いの声も出ており、同性愛者支援を停止するような取り決めは拒否して欲しいと要請している。

エイズ予防指針見直し案都道府県の対策強化へ

2005/06/01(水) / 一般

厚生労働省の検討会は30日、国のこれから5年間のエイズ対策の基本となる「エイズ予防指針(案)」をまとめた。新指針は、都道府県の責任の明確化を前面に打ち出し、中核拠点病院制度の創設や保健所の検査・相談体制の充実などを盛り込んでいる。
現行指針は感染症法の施行に伴い、1999年10月に告示された。指針は5年ごとに見直され、厚労省は今年2月に検討会を設置して議論を積み重ねた。

昨年1年間に新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者と患者は1165人と初めて1000人台を突破。新規感染者は20―30代が全体の75%と若い世代が多く、男性が同性間の性的接触で感染するケースが増えている。

国内エイズ感染患者1万超す

2005/04/25(月) / 一般

厚生労働省のエイズ動向委員会は25日、国内のエイズウイルス感染者とエイズを発症した患者の数が、統計を取り始めた1984年からの累積で1万人を突破し、1万70人に達したと発表した。

また昨年1年間の新規感染者・患者(確定値)は、前年比189人増の1165人となり、初めて1000人を超え、過去最悪を記録した。厚労省は「国内でエイズ感染が広がっている。普及啓発と検査・相談事業の推進が必要」と話している。

シンガポールのHIV感染者が急増

2005/03/10(木) / 一般

昨年シンガポールで新たに確認されたHIV感染者数が311件を数え過去最高記録となっており、前年比で3割の伸びとなる高率だ。
新たな感染者の9割は男性で、その内の3分の1が同性愛者だった。さらに現在国内で確認されているHIV感染者は総計2000人あまりだが、感染が確認されていない患者が4000人から8000人に上るとの推計も明らかにした。
同相はあくまで推測だが、と断った上で、「同性愛者のHIV感染が増えているのはセントーサ島で毎年開催されているゲイ・パーティーと何らかの関連があるのではないか」との推測を示した。

「息子はエイズで死んだ」偏見無くしたい-マンデラ氏

2005/01/08(土) / 一般

南アフリカのマンデラ前大統領(86)は6日、ヨハネスブルクの自宅で記者会見し、息子のマカト・マンデラ氏(54)が同日、エイズによる合併症で死亡したことを公表した。

南アフリカは、エイズウイルス(HIV)感染者数が世界最多で、1日に推定600〜700人がエイズで死亡しているが、偏見が根強く、家族が死因を明らかにしないケースが多い。前大統領は「隠すのはよそう。死因はエイズだったと(皆が)堂々と言うようになれば、人々はエイズを特別な病気と思わなくなる」と公表の理由を説明した。

「5−Meo−DIPT」と「AMT」が麻薬指定に

2004/12/02(木) / 一般

厚生労働省は2日、麻薬と同じ作用がありながら法の規制外となっている「脱法ドラッグ」のうち、「5-Meo-DIPT」と「AMT」を麻薬に指定することを決めた。05年に政令を改正し追加する。

2種は幻覚剤で、5-Meo-DIPTは10ミリグラム、AMTは20ミリグラムで浮揚感や幻聴が数時間から24時間続くという。液状や粉末として路上やインターネットで販売されている。

性感染症クラミジア、高校生の1割が感染…大半は無症状

2004/12/02(木) / 一般

高校生の約1割が、性感染症のクラミジアに感染していることが、旭川医科大が実施した
初の大規模調査で分かった。感染生徒の大半は無症状で、感染に気付いていないことが多く
従来予想されていた感染率(1-2%)に対して、感染実態は約10倍に拡大していることを裏
付けた。
旭川医科大の今井博久助教授らは、10代の性体験率や妊娠中絶率が全国平均と同等の
ある県で、高校13校に通う1〜3年生の生徒、約3190人の協力を求め、尿や、性体験の有無、
時期などを調査した。

すでに性感染症で通院している生徒は除いて、クラミジア感染の有無を検査した結果、
感染していた人は男子生徒の7.3%、女子の13.9%で、全体で11.4%。この全員に自覚症状が
なかった。年齢別では、16歳の感染率が最も高く、男子8.6%、女子23.5%に達している。

過去のクラミジア感染率調査は、医療機関で診察を受けた人が対象で、感染率の高い20代でも
人口の1〜2%とされてきた。無症状のクラミジアの感染の実態が明らかになったのは初めて。
今井助教授は「無症状のクラミジア感染率は欧米でも人口の1〜2%止まりで、日本の実態は
世界最悪だ」と話している。

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